FreeNAS / NAS4Free

更新未定。(最終更新日 2014-11-04)

現在の最新版:FreeNAS 9.2.1 Release

以下、FreeNAS 0.7.1だった頃のとても古い記事です。

当面、このコンテンツは現状維持でそのまま残しますが、

現在ではNAS4Freeとしてフォークしたため、NAS4Freeの記事として読んでくだされば。

たぶんこの記事のままでもNAS4Freeを使うことが出来るかと思いますが。

stable版の最新版:0.7.1 Shere (revision 5127)

FreeNASって?

FreeNASとは

FreeBSDをベースにNAS用に特化したOSのひとつで、誰でも簡単に自分でNASを作ることが出来ます。

NASとは

Network Attached Storageの略で、ネットワーク(LAN)上に追加できるいわばファイルサーバです。何台かのクライアントPCからLANを使ってアクセスするのに好都合です。例えば家庭内の動画ファイルサーバとして、小・中規模オフィスのファイルサーバとしてなど。

例えば、USB HDDを繋ぐのはUSBポートですが、NASはLAN上に追加していくストレージのこと。そして、ネットワーク上に繋ぐ最大のメリットは、同時に複数のPCなどからのアクセスがあっても大丈夫!というものです。USB HDDでは、使うときに1台のPCにしか繋ぐことは出来ませんからね(共有かけてもいいけど、管理上よろしくない)。抜いたり挿したりしてると壊れるリスクも増えます。

市販されている既製品より、格安サーバ+HDD数台とFreeNASで仕上げるとかなり安価で高性能にすることが出来ます(FreeNASは無料です!)。ただし、最低限ちょっとくらいのコンピュータの知識を多少は持ち合わせている事が前提です。UNIXベースと言われるとコマンドを打つことを想像しがちですが基本的にコマンドを叩くことは1度もありません。さらに便利に使いたければ別ですが…

どのくらい安いのかといえば、2010年6月時点で、既製品(2TB×4台)がおよそ16万円以上。

FreeNASを使って作ると、同じ程度の性能でその半分以下のコストで済ませることも出来ます。(最近では2TBのHDDも1万円前後ですからね)

このサイトでは、FreeNAS 0.7.0 amd64を用いて、ZFSにてraidz1(RAID5相当)で構築する例を紹介しています。ZFSについては別途どこかの解説サイトでも見てください。16エクサバイ トも扱えるので、しばらくは何も考えずに済みそうです。他にもGEOMを使ったソフトウェアRAIDも出来ますし、FreeBSD 7系列がサポートしているRAIDコントローラを通したハードウェアRAIDでも動きます。もちろんHDD単発でもファイルサーバとして動かすことも出来 ます。

ちなみに、お決まりですが自己責任でお願いします。

このサイトでは

設定の仕方の説明が1~7番の項目で説明し、使い方を8番の項目で説明します。