6.ユーザ管理

更新未定。(最終更新日 2014-11-04)

現在の最新版:FreeNAS 9.2.1 Release

以下、FreeNAS 0.7.1だった頃のとても古い記事です。

当面、このコンテンツは現状維持でそのまま残しますが、

現在ではNAS4Freeとしてフォークしたため、NAS4Freeの記事として読んでくだされば。

WebGUIの管理画面に入るのとは別に、Windowsの共有フォルダ(CIFS/SMB)とかFTPなどを使う場合にはユーザを設定しなければなりません。ここではWindowsの共有フォルダ機能、FTP接続、SSH接続を前提として記述していきます。

管理者向けアカウント

管理者向けなんて書いてみましたが、自宅で管理者って誰といえば、およそ多くはこれを見ているあなたでしょう。

CIFS/SMBであろうと、FTPであろうと、このNASを使う多くのケースでユーザの追加が必要です。

ところでいきなりですが、管理者のアカウントにAdministratorとかadminとかはヤメましょう。もしFTPとかで外部から入る事が出来る設定にしていたら、結構な頻度でログイン試行をしてきます。いまやインターネットは安全とは言えない時代です。昔はそんなに攻撃受けなかったんだけどなぁ…。

いつもどおり「+」をクリックして追加します。

    • 名 前=user名です。

    • WindowsのPCと共有フォルダ(CIFS/SMB)で接続したければ同じほうが便利です。何も考えなくてもアクセス出来ます。

    • しかし前途の通り、AdministratorやAdminやrootなんていう名前なら別なものにしましょう。

    • フルネーム=何か入れないとダメですのでメモ程度に。

    • パスワード=これもWindowsのPCと同じだと楽チンです。

    • ユーザID=BSDの世界では1001からカウントしていきます。

    • Shell=SSHなどで接続しなければ意識する必要はありませんが、私はbashを使いますのでここで指定しておきます。

    • プライマリグループ=Windowsで言うところのAdministratorsですね。wheelとしてSSHなどで繋いだときにsuできるようにしておきます。

    • グループの追加=必須項目ではありませんが、私はstaff権限も持たせます。

    • ホームディレクトリ=必須項目ではありません

すべて入力し終えたら[保存]をクリックします。

一般向けアカウント

基本的にやることは同じです。

    • 名 前=user名です。

    • WindowsのPCと共有フォルダ(CIFS/SMB)で接続したければ同じほうが便利です。何も考えなくてもアクセス出来ます。

    • しかし前途の通り、AdministratorやAdminやrootなんていう名前なら別なものにしましょう。

    • フルネーム=何か入れないとダメですのでメモ程度に。

    • パスワード=これもWindowsのPCと同じだと楽チンです。

    • ユーザID=BSDの世界では1001からカウントしていきます。2つ目のユーザなら1002となっていることでしょう。

    • Shell=SSHなどで接続しなければ意識する必要はありません。

    • プライマリグループ=members あたりが無難?

    • グループの追加=必須項目ではありません。

    • ホームディレクトリ=必須項目ではありません。